VRゴーグルの購入を検討しているが、どのように決めたらいいかわからないという方におすすめの選び方を紹介する。使いたいサービスややりたいゲームにVRゴーグルが対応していなかった、ということがないようしっかり確認してVRゴーグルを手に入れよう。
はじめてのVRゴーグルの選び方!簡単3つのポイント
まずは、予算から。switchやプレステ感覚で購入できるVRゴーグルをご紹介。
Meta Quest – コスパ最強VRゴーグル 定番はこれで決まり
Meta Questは、59,400円とVRゴーグルの中では比較的安価な値段だ。また、PCを必要としないオールインワン型VRゴーグルでMeta Quest以外への出費が必要とされないことが強みとなる。
Questストアでは、Meta Quest限定のゲーム・アプリケーションが楽しめる。Quest Storeには厳しい審査を通過した高品質なゲーム・アプリケーションのみを販売しており、クオリティが担保されている。数のSteam、質のQuestといったところだろうか。
PICO4 – コスパと品質を両立、映画や動画鑑賞におすすめ
PICO4は、Meta Questより安価な49,000円で空間オーディオ対応、両目で4Kのディスプレイと魅力的だ。「YouTube」「Prime Video」「Twitch」「Hulu Japan」「U-Next」「DMM」「Apple TV+」「Disney+」に初めから対応しているため、映画・動画鑑賞を目的とする方におすすめしたい。また、カラーパススルー機能に対応しており、VRゴーグルを外すことなく飲食やスマートフォンを触ることができる。後頭部に重心を置いたVRゴーグルは、その軽さも魅力。寝転がって映画や動画を楽しむにはうってつけだ。
ゲームについてはまだ数が少ないのが残念なところだ。ゲーム・アプリケーションの購入にスマートフォンアプリが必要なことやsteam VRとの接続が難しい、VRChat・ビートセイバー・バイオハザード4など人気タイトルができない、といったゲームについては一癖あり、初心者向けではない点が目立つためおすすめしづらい。
使うタイミングや、目的に合ったVRゴーグルをご紹介。間違えてしまうと後悔する、そんなポイントでご紹介。なお、気になる方も多いであろうDMMへの対応については後ほど記載している。
Meta Quest2 – PC不要、メガネをつけたまま楽しめる
VRゴーグルによっては、高スペックなパソコンが必須の場合がある。買ったはいいけど動かないなんてことがないよう、オールインワン型のMeta Quest2がおすすめ。
メガネをつけたままVRゲーム・アプリケーションを使える。メガネのサイズに合わせて簡単に目とゴーグルの距離を調整できるのだ。毎回コンタクトの装用が必要なVRゴーグルは辛い、ちょっと合間に飲み物を取りたい時にメガネがなくて見えない、といった些細なストレスがなくなる。
PlayStation VR2 – PlayStation 5があればパソコン不要、Sony純正
PC不要で、VRゴーグルとPlayStationさえあれば遊べるのがPlayStation VR2だ。ストアには、アンチャーテッドやグランツーリスモシリーズなど数々の名作を世に送り出したPlayStation studioの面々が制作した高品質なゲームが並んでいる。Playstation plusなど既存のサービスとの連携も簡単で、プレステゲーマーにおすすめのVRゴーグルだ。MinecraftやBeatSaberなど有名作を擁する。
PlayStation 5は必ず必要となるので要注意だ。
HTC VIVE – パソコンゲーマーな貴方へ世界最大のゲームプラットフォームsteamより
世界最大のゲームプラットフォームsteamとHTCとのコラボレーションによって誕生した。全てのsteamVRゲームに対応するVRゴーグルはこれしかない。steamは、パソコンゲーマーにはお馴染みのプラットフォームであり、これまで同様にゲームを管理できることも魅力だ。VRゲームのサブスクリプションを運営、月額1500円・年額11500円で600タイトル以上のVRゲームがやり放題となる。PCが必須となるため、そこは留意していただきたい。
Reality One – Mac iPhone Airpods などAppleのデバイスと連携
Appleより、ハイスペックVRゴーグルReality Oneが販売されるようだ。今後は安価なデバイスの発売も予想されている。Reality Oneの価格は40万円と予想されており、1台目のVRゴーグルとしては高価なものとなる見込みのため、今のところはおすすめしづらい。
DMM・fanzaを利用する方におすすめ!公式対応VRゴーグル一覧
公式対応のVRゴーグルであれば、DMM VR動画アプリを入れて楽しむことができる。なお、PlayStation VR2はPlay Station5が必須、Meta Quest/Oculus Rift/Oculus Rift Sは終売しており今後サポートされなくなる可能性がある。
Meta Quest2 – DMMを含めた豊富なサブスクリプションサービスに対応
Play Station VR2 – PlayStation5とともにDMMを楽しみたい
Xperia view – 低価格で4Kディスプレイを搭載しているが・・
スマートフォンがXperia 1 IV、Xperia 1 III、Xperia 1 IIの方にのみ、Sonyから販売されているXperia viewをおすすめ。それ以外のスマートフォン・パソコンについてはサポートされていないため注意が必要だ。4Kディスプレイ搭載で、3万円あれば購入できる。ただし、スマートフォンVRのため、DMMをはじめとして動画しか見ないという方に限られる。ダウンロード動画の保存に耐えうるスペックではないため、基本的にはストリーミング再生のみとなっており、インターネット環境が整っている場合でない限りおすすめしづらいデバイスとなっている。
VRゴーグル初心者向けQ&A
VRゴーグルの価格ってどれくらい?オールインワンって?ダイソーVRとは?
- VRゴーグルの相場を教えてください。
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一般的にイメージされているVRゴーグルは49,000円〜となります。スマートフォン向けのVRは、まだゲーム機ではなくおもちゃのようなものとして考えておいた方が良いでしょう。
- 高価なVRゴーグルは何が違うんですか?
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ハイスペックなパソコン同様に読み込みが早い、画質が良い、見た目が良いといったところでストレスを感じにくいです。VRだけでなく、自分の部屋の中に映像が映し出されるなどAR/MRの機能を搭載しているMeta Quest Proやフルトラッキングによって視覚だけでなく身体全体がVR空間に入り込むことができるHTC VIVE Proなどゲームを越えた新しい体験を味わうことができるデバイスになっています。
- オールインワン型VRゴーグルって何ですか?
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スマートフォンやパソコンに接続しないで楽しめるVRゴーグルのことです。例えば、Meta Questが1台あれば自宅にはモニター・テレビ・パソコンが不要で、その点を加味するとPlayStation5より安く揃えることができるのが魅力です。
- 今話題のダイソーなどでVRゴーグルはおすすめでしょうか。
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とりあえずという目的では良いと思います。しかし、こちらで紹介しているVRゴーグルとは全く別の体験になっているため、どちらも体験してみることをおすすめします。
VRとAR/MRのVRゴーグルでできることの違い
VRゴーグルを体験してみたいなら
VRゴーグルの体験には、レンタルやネットカフェでの体験がおすすめだ。金額は1500円〜となっているため、一考してみてはいかがだろうか。
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