Chainalysisは、ブロックチェーン分析会社。BBN Technologiesと契約を結んでおり、2020年に総額90万ドル(約9600万円)を受け取っている。サプライチェーンの管理に、ブロックチェーンを用いることもできる。
米国軍とWeb3の掛け合わせを実施したというニュースより一躍有名となった。
米国空軍、ブロックチェーンを戦闘管理システムに応用
引用元:Coinpost
ブロックチェーンが戦闘管理システムに
巨大軍需企業レイセオン・テクノロジー傘下のBBN Technologiesが、米国の空軍研究所(AFRL)から約50万ドル(約5300万円)のブロックチェーン技術に関連する契約を獲得した。ブロックチェーンによる戦闘管理システムへの投資だ。情報管理を得意とするweb3技術を応用し、パイロットの安全管理に用いることも視野に入れている。
米軍関係者からは、指令・制御システムを一つに絞らず、分散化することで、敵の攻撃に対して抵抗力を増す狙いがあるのではないかと推測されている。
空軍はChainalysisと契約
米空軍はブロックチェーン分析会社Chainalysisとも契約を結んでおり、今までに総額90万ドル(約9600万円)を支払っている。サプライチェーンの管理に、ブロックチェーンを用いることもできる。
ブロックチェーン分析企業CipherTraceの最高マーケティング責任者(CMO)のJohn Jeffriesは、高度な技術を集約する空軍は、既にブロックチェーンを用いてサプライチェーン管理に取り組んでいる。ブロックチェーンにより、航空機部品やミサイル、ジェット機など機密性の高いアイテムを追跡することが可能になる。
また、「国家レベルの脅威」を調査する上でもブロックチェーンは役立つという。例えば、北朝鮮の大量破壊兵器のほとんどは、仮想通貨の盗難やランサムウェアキャンペーンを通じて賄われていると言われている。